関東ではブヨ、関西ではブトと呼ばれる超ヤバイ吸血モンスター。
ブヨの大きさは約3〜5mmでイエバエの体長4分の1の大きさほど。
ブヨの季節は春から夏にかけて、動きが特に活発になります。
蚊は吸血相手に麻酔物質を送り込んで感覚を鈍らせ気づかない間に吸血しますが、ブヨの場合は皮膚を噛みちぎって吸血するので激痛を伴い、アレルゲンを含む毒素を注入するためアレルギーを発症し体調や体質によっては重篤化する場合もあります。
目次
ブヨに噛まれると激痛!
実際にブヨにさされた経験をお話すると、噛まれた時の感覚は小さな針を刺された感じがして、しばらくすると痒みが出てきたので蚊に刺されたのかな?と思い掻いたり叩いたりしていくと、余計に痛みと痒みが増してみるみる赤く腫れて水泡になってきました。
2〜3日経つとしこりがある腫れが残り、噛まれた後から汁や血液が出来て痒みもしつこく残り治ってもしばらくは跡が残ります。
ブヨの予防法は?
ブヨを虫除けで予防する
ブヨの予防には、一般的な虫除け蚊取り線香などは効きません!
ちゃんとブヨ対応の虫除けでないとボロ負けし後悔する羽目に。。。
ブヨをハッカ水で予防する
ブヨ避けにはハッカ水が効果があるので、最近は「ハッカ油」を買って自作の「ハッカ水」をつくりキャンプやバーベキューをする際に持って行くようにしています。
ブヨ避け以外にも、夏の暑い時に肌へ噴霧することで清涼感を得られクールダウンアイテにも利用できます。
ハッカ水の作り方(100mlの場合)
【用意するもの】
・ハッカ油(20滴ほど)
・無水エタノール(10ml)
・精製水または水道水(90ml)
・スプレー容器
- 無水エタノール10mlとハッカ油20滴を容器に入れて混ぜ合わせます。
- 精製水または水道水を90mlを加えて混ぜ合わせ完成。
※分離するので使用する前にも良く振って使用します。
ハッカスプレーを作るのが面倒な方には、すでにスプレーになっている商品もあります。
ブヨを服装で予防する
ブヨは黒や紺色など暗い色の衣服に寄ってきて、黄色やオレンジ色など明るい衣服には寄ってこない習性です。
なるべく明るい色使いの服装で、長袖・長ズボンを着て首にはタオルなどを巻いて予防する方が良いですね。
開放的な気分になって、半袖・短パン・サンダル履きは一番やっちゃダメなファッションです。
ブヨにさされた後は?
まずは洗う
近くにトイレや洗面、水場があればすぐに噛まれた傷口を洗います。
毒素を吸い出す
ポイズンリムーバーを持っていたら、すぐに傷口に当てて吸引作用で毒液を抽出します。
掻かないようにする
痒みを我慢するのは辛いですが、掻きむしって傷口を広げたり雑菌が入ると治りにくくなるので痒みが引くまで絶対に触らないようにします。
軟膏を塗る
「抗ヒスタミン剤配合のステロイド」が効果的と言われているので、ドラッグストアで売っていれば試してください。
ムヒアルファEXが効いたという声もありますのでお試しください。
まとめ
自然の中に行けば、ブヨに限らずハチやアブなど毒虫などの予防・対策は必須です。せっかくの楽しいキャンプやバーベキュー、車中泊が辛くなってはいけないので、自分には関係ないと思わず出来る準備はしておく方がベストです。
応急処置をしても改善がみられそうにない場合は、自己判断せずに早めに病院へ行きましょう!